リアル書店のように本を探せるWebサイトを作ってみた
ネット書店の勢力拡大の一方でリアル書店が苦境に立たされている中、ネット書店について「欲しい本を検索して買うことが主で、知らなかった本と思いがけない出会いをすることがない」という評価を聞きます。これについて、基本的な自分の立場は以下の通りです。
「「ひらめき」による本との出会い」がネットからもできるようにネット書店も進化していきましょう
— まっつん (@ma_ttsu_n) 2020年4月19日
既存ネット書店頑張ってくれ~と思っていたのですが、自分がエンジニアなんだから自分で作ってみれば良いじゃないということに気が付いたので、プロトタイプ的なものを作ってみました。
本当のネット書店を作るわけにもいかないので、あくまでもAmazonへのリンクが張ってあるだけです*1。
リアル書店的な経験を得るということで、極力情報量を減らし、上部でジャンルを選ぶとそのジャンルの書籍のタイトルのみが表示されるようになっています。実際の書店に比べると、厚みだったり色だったりといった情報までも切り捨ててしまっています。また、リアル書店であれば「新書」「漫画」程度のジャンル分けではなくもう少し細かな分類がされていますが、現状そこも置いておいています。人がどんな情報を手掛かりに「思いがけない出会い」をするのかを知るための実験にもなるのかなとも思っています。
さくっと作ったものなのでもちろんリアル書店に及びようがないのですが、どこかしらの大規模ネット書店がこういったものをビジネスレベルでがっつり作れば、リアル書店に負けない「思いがけない出会い」を生み出すことができるんじゃないでしょうか。
*1:上記サイト内のリンクはAmazonアソシエイトのやつなので、儲けさせたくない方はクリックしないようお気を付けください。